こんにちは♪
うさぎのってどんなイメージですか?
私はうさぎを飼うまでのイメージは散歩をしなくていいし、吠えたりもしないし、大人しくて飼いやすい動物のイメージでした。
お迎えしてまだ3ヵ月ですが、3ヵ月間お世話をしてみて感じたことを本音で書いていきたいと思います!これからうさぎをお迎えしたいなと考えている方の参考になれば幸いです。
ミニレッキスのはるひこです。今日は僕たちうさぎと暮らすことについてまとめているよ!
うさぎは飼いやすいのか?
よく、初心者でもマンションでも飼えるペットとしておすすめされているうさぎですが実際に飼ってみるとそれはもう大変なことばかりだと感じました。
室温湿度の管理の難しさ
【室温】
我が家では一定の温度を保つためにエアコンを24時間フル稼働しています。冬はエアコンの暖房設定を25度にしていますが、床にケージを置いているので部屋の上部の温度と床の温度とではかなり違いがあり、床の温度を上げるのがすごく大変です。
部屋の上部は25℃でも床に置いているケージの温度は22℃ぐらいです。はるひこさんのケージはリビングに置いているので、人がいる日中は部屋の温度も下がることはあまりないのですが、深夜になると20℃ギリギリまで下がっていました。
一日の部屋の温度差をなくすために今はサーキューレーターをケージから離した床に置き、上にむけ作動させています。本などでは冬は18~20℃くらい、健康なうさぎだと最低15℃までは大丈夫みたいですが、はるひこさんは仔うさぎだったため床の温度が22℃を切らないようにしていました。
【湿度】
湿度は暖房を入れているとかなり低くなるため、空気清浄機に付いている加湿器機能を使用しています。だいたい45%あたりをキープするようにしています。夏は湿度が高くなるので、エアコンの冷房ではなく除湿で作動させようと思っています。
はるひこさんをお迎えしたときはまだ生後1ヵ月ちょっとだったので胃腸も安定しておらず、たまに小さい糞をしていて、部屋の温度も朝晩で少し差があったのでそのせいもあったのかなと反省しています。
ケージ内にもペットヒーターを入れてみたのですが、はるひこさんは使用してくれませんでした^^;
掃除が大変
【ケージの掃除】
うさぎは基本ケージの中で一日を過ごしているのですが、そのケージの掃除がすごく大変です。はるひこさんが使用しているケージはKAWAIのコンフォート80なのですが、ケージのすのこが金網になっていてその金網にはるひこさんが食べこぼしたチモシー(牧草)が落ちて掃除の時にそのチモシーを拾う作業が地味に大変なんです!笑
使用しているすのこで掃除のしやすさも変わってくるとは思います。一番刈りのチモシーは硬くて拾っている最中にたまに手に刺さったりも^^;毎日金網の上のチモシーを取り除くのに一苦労しています。取り除いた後は汚れている箇所はないか確認して、拭き掃除をしています。
金網の下のトレーのペットシートを毎日交換してトレー自体も拭いています。そして月一回はケージ丸洗いをします。
【トイレ掃除】
うさぎのおしっこにはカルシウムが多く含まれているため、放っておくと尿石がトイレにこびりつきます。毎日綺麗に拭いていないと尿石が固まって普通の洗剤では落ちないためトイレ掃除も念入りにしなくてはいけません。トイレの上についている金網にもおしっこがついているため、この金網も毎日拭きます。
【部屋んぽサークル内の掃除】
部屋んぽ後のサークル内も毎回悲惨な状態です(笑)
こちらも大変なのはやっぱりチモシーの片づけです。小さなほうきとちりとりで集めていますが細かいチモシーのカスなどは最後に粘着テープのコロコロで取っています。慣れてきたらササッと終わらせれる作業です!糞もそこらじゅうでするので、部屋んぽ中は目が離せません。
病気の早期発見、毎日の体調チェック
うさぎは自然界では捕食される動物なので外敵に悟られないように体調不良を隠します。うさぎの体調を知るのは糞になるのですが、糞も毎日チェックしなくてはいけません。
【胃腸うっ滞】
うっ滞は消化器官の動きがなんらかの原因で悪くなったり、停滞してしまう病気です。
体の構造上常に胃腸を動かしていかなくてはなりません。胃腸の動きが止まりうっ滞を放っておくとうさぎは死んでしまいます。
うっ滞になる原因は不適切な食事内容(牧草以外を多く与える)、運動不足や室温、不正咬合、異物を食べるなど様々な要因があります。
うっ滞になると食欲がなくなったり、便が小さくなったり、同じ場所でジッと動かなくなります。うっ滞にならないためにも毎日の体調チェックはかかせません。
【ソアホック】
うさぎの足は肉球はなく、毛で覆われているだけです。固い床の上で暮らしていると足の裏に負担がかかります。足の裏の毛が擦り切れタコ(ソアホック)になってしまいます。
原因は他にも不衛生な環境、肥満などがあります。ソアホックは一度進行してしまうと完治しにくい病気です。常に綺麗な飼育環境を保ち、食事にも気をつけなくてはなりません。
【骨折】
うさぎの骨は薄くて軽いため、ちょっとしたことでも骨折してしまうこともあります。抱っこをしていて暴れて落ちた時に骨折…なんてことも。骨密度の高い丈夫な骨にするためにも、適度なカルシウム摂取と適度な運動も必要です。
この他にも様々な病気があります。少しの体調変化にも注意しなくてはいけません。
いつもより牧草の食べが悪い・水を全然飲んでない・うんちの形がいびつ・ジッとして動かないなどいつもと違うことがあれば病院に電話したり必要であれば受診したりしましょう。
病院探し
うさぎを見てもらえる病院は少ないと聞いていたので、お迎えする前からある程度見てもらえる病院は探していたのですが実際に来院して先生と話してみると、うさぎは診れるけど扱いに慣れていない先生だったりでかかりつけ医を見つけるのも大変でした。
我が家は比較的近所でうさぎを診てもらえる病院があり、先生のうさぎに対する接し方や考え方に納得でき、そちらの病院ではるひこさんはお世話になっています。
うさぎを診れる病院が少ない、病院と家との距離、先生との相性もあるので病院探しは大変です。
食事
私が初めてうさぎをお迎えして一番大変だと思ったのは食事です。
【主食はチモシー(牧草)】
牧草にはいろんな種類があります。種類がありすぎてはじめは頭がこんがらがりました^^;
基本はチモシーの一番刈りを与えるのが良いとお店の方にも聞き、お迎えしたお店で与えていたチモシー一番刈りを家に帰ってからも与えていたのですがこれまた全然食べない!笑
調べてみるとどうやらチモシーの一番刈りは硬くて太く、はるひこさんには食べづらいのだろうと…栄養価も高く繊維質も多いチモシー一番刈りを食べてほしいけど、まずははるひこさんの好みのチモシーを探そうと、色んな種類のチモシーを買いました!!
色々試した結果、今はネットで購入したチモシーとチモシーと同じイネ科のオーツヘイ、マメ科のアルファルファ(まだ仔うさぎのため)を与えています。アルファルファは嗜好性が高くうさぎも好んでよく食べます。しかし、カルシウムもチモシーより多く含まれているためあまり与えない方がいいと。
アルファルファも絶対与えてはいけないわけじゃなく、仔うさぎや妊娠中のうさぎ、食欲低下時、換毛期には適していると知り、はるひこさんはまだ仔うさぎのためアルファルファはいつでも沢山食べれるようにしています。
今後アルファルファを減らしていき、チモシーに移行しやすいようにチモシーも食べ放題でいつも入れています。お気に入りの牧草を探すのが本当に大変でした。今後も食の好みが変わる可能性もあるので永遠の悩みになりそうです。
【ペレットの量や野菜、果物】
ペレットの量は仔うさぎの間は食べ放題などの説もあるのですが、我が家は成長期の間は体重の5%のペレットを朝晩2回に分けて与えています。どの情報が絶対正しいとかはないので病院の先生に聞いたり、はるひこさんをお迎えしたお店の方の意見を参考にしました。今後は野菜なども少量を与え、糞の状態を見つつ与えていこうと思っています。
チモシーの食べている量(一日の)も具体的にはわからなかったため、順調に体重が増えているかを確認するために健康チェックと共に体重のチェックも病院でしてもらっていました。
費用が想像以上にかかる
お迎え費用はもちろんですが、毎月の費用も割とかかります。
- チモシーやペレット代
- トイレ用品(トイレ砂や尿石を落とすスプレーなど)
- ケージ下のトレーに敷くペットシーツ
- 体調を崩した時の病院代
病院代は除き、最低毎月5000円~はかかると思っていた方がいいです!
大変さを上回る可愛さ
実際お世話をしてみてうさぎを飼うことは想像以上に大変だなと感じました。
それでもその大変さを上回る可愛さがあります。
はるひこさんはお店で出会った時から人懐っこくて、家に連れて帰ってきてからも今日まで毎日撫でてくれーとケージの中から猛アピールしたり(笑)部屋んぽの時や掃除の時にサークル内に入ると足元にべったりくっついてきて、ここでも撫でてくれ、遊んでくれアピールをしたり(笑)うさぎは感情がわかりにくい動物と言われていますが、めちゃくちゃ感情が伝わります。
うさぎってこんなに懐くの!?ってビックリしました。もちろんうさぎによって性格も様々でなので、そっとしておいてほしい子や、活発な子、いろんな性格の子がいます。どんな性格のうさぎでも可愛さはかわりません。
まとめ
どんな動物も飼う以上、お世話をするのは大変です。
私も覚悟はしていたものの、あらためて一緒に暮らしてみてうさぎを飼うことの大変さを実感しました。
うさぎを飼うのは可愛いだけじゃない、大変なこともたくさんある。ということをまとめてみました。
これからうさぎを飼いたいと思って調べている方の参考になれば幸いです。