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うさぎのソアホック!原因や予防法・対策はあるの?

うさぎ


うさぎの足の裏って見たことありますか?



私はうさぎを飼うまでは足の裏は見たことがありませんでした^^;


うさぎの足の裏は肉球がなく、被毛で覆われているんだよ



足裏は毛で覆われているんです♪

被毛だけで覆われているため、トラブルも色々とあります。


今回は足裏の病気、ソアホックについてまとめてみました。


ソアホックとはどんな病気?

ソア(sore)は痛む ホック(hock)はかかと

という意味です。

足底皮膚炎潰瘍性足底皮膚炎飛節びらんなどとも呼ばれています。

どんな病気?


足の裏の被毛が薄くなり、脱毛が進むと足裏の皮膚が固くタコのようになったり、炎症を起こす病気です。

原因



うさぎに関連するもの

  • 肥満
  • 爪の伸びすぎ(爪が伸びることによりつま先が浮きかかとに体重がかかる)
  • 先天的に足の裏の被毛が薄い(レッキスやミニレッキスなどもともと足裏の被毛が薄い品種や、遺伝的なもの)
  • 加齢(老齢になるとソアホックが見られることも多い)
  • 性格によるもの(足ダンや走り回っている時の急な方向転換など)


飼育環境に関連するもの

  • 運動不足
  • 不衛生な環境(ケージの床がおしっこやうんちなどで汚れて放置している状態)
  • 不適切な床(ケージの床が硬すぎるなど)


症状



はじめの段階でまず被毛が薄くなり、脱毛が進むと足裏の皮膚が固くタコのようになります。

進行していくと炎症を起こし、赤くただれていきます。

最初の段階では痛みもなく無症状ですが、進行すると深部まで炎症がおよび、

足の裏の痛みで食欲がなくなったり、動きがぎこちなくなります。

ソアホックの治療はどんなもの?


小さな脱毛で細菌感染していなければ治療はあまりしないそうです。

症状が進行したらレントゲン検査や血液検査、培養検査などもするそうです。

患部を洗って消毒・乾燥をさせ抗生物質の投与など、痛みもあれば鎮痛剤を投与されます。

必要に応じて包帯で足を保護することもあります。

ソアホックの治療は時間がかかり、治るまでに数ヵ月かかることもあります。

ソアホックの予防


ソアホックを予防するにはどうすればいいのか?


  • 太らせすぎないようにする
  • 定期的に爪切りをする
  • ケージの掃除をこまめにして、清潔な環境を保つ
  • 足の裏に優しい床材、柔らかい床材に変えるなどする


はるひこさんのソアホック



我が家のはるひこさんも両足のかかとに軽度ですがソアホックがあります。

ソアホックに気づいた時期(生後4ヵ月)



はるひこさんが生後4ヵ月の時にかかとの被毛が少し薄くなっていることに気づきました。




それでもまだはっきりとはわからない状態だったので、様子見をしていました。


かかとの毛が更に薄くなる(生後6ヵ月)



初期の状態より更に被毛が薄くなっています。

かかりつけの病院でも診てもらったのですが、ソアホックにはなっているけどひどくないので大丈夫とのことでした。


白く、タコのようになる(生後7ヵ月)



完全にかかとの被毛が無い部分は白く硬く、タコになっています。



白いタコの状態を維持(生後9ヵ月)2022/07月現在



タコがひび割れた状態になっていますが、炎症はおこしていません。



追記:白いタコが広がる(1歳7ヵ月)2023/05/11/


白いタコの部分が広がっています。
ソアホックの部分は広がっているものの、赤く炎症しているわけではないので大丈夫と言われています。
なんとかこれ以上ひどくならないように色々と模索中です^^;

ソアホックの原因(我が家の見解)



はるひこさんがソアホックになった原因を私なりに考えていたのですが

  • ミニレッキスという短毛の品種なため
  • 激しく走り回って、方向転換の時にかかとにギュッと力を入れて曲がっている

この二点が原因かなと思っています。

特に走り回っている時、曲がる時にかかとにすごく力がかかっているのでそれのせいかなと・・・

かかりつけ医の話


はるひこさんがお世話になっている病院の先生は、今まで何羽か診ているけど

ミニレッキスで足裏が綺麗な状態のうさぎはあまりみたことがないとのこと。

先生
先生

白いタコの状態だと心配はいらない、気になるようなら床材を変えてみて、ケージ内など不潔にならないように清潔に保っていてね


と言われました。


うさぎ専門店のオーナーさんの話



爪切りと健康診断でお世話になっているうさぎ専門店のオーナーさんにも診てもらいました。

病院の先生と同じ意見で、

かぶさん
かぶさん

白いタコの状態は心配いらない

と言われました!

やはり短毛品種のミニレッキスとソアホックはつきものだと・・・^^;


ケージの床材は大丈夫か?


ソアホックになった時にケージの床材も悪いのかと考えていました。

我が家は金網タイプの床材を敷いていて、金網は硬く、足に負担がかかるんじゃないかなと。

プラスチック製の網に変えようかとも思ったのですが、網の穴の形状を見ていたらプラスチック製はうんちが下のトレーに落ちにくいのかなと思い、うんちが足に付くのもダメかなと思い、床材は金網タイプのままにしています。

※金網タイプもプラスチックタイプもどちらがいいとかはないと思います。病院の先生や専門店のオーナーさんにも聞いてみたのですが、絶対この床材がいい!というものはありませんでした。うさぎさんに合った床材にしてあげてください^^b




我が家が使用しているケージです



我が家のソアホック対策



これ以上ソアホックがひどくならないようにしている我が家の対策を紹介します。

  • 部屋んぽスペースのカーペットをジョイントマットに変えた


齧り癖のあるはるひこさんにスポンジ製のジョイントマットは避けていたのですが、ジョイントマットの方がクッション性があり、足にもいいのかなと思い変えてみました。

結果、今のところ走り回っていて方向転換してもギュッと音もせず、やはり足には良さそうな感じです。

追記:2023/05/11

現在は部屋んぽ時ジョイントマットの上にカーペットを敷いています。
こちらに部屋んぽマットについて書いています。


  • ケージ内のおしっこや汚れている部分はこまめに拭く


足裏に汚れが付かないように、汚れた部分はこまめに拭くようにしています。





あと、効果はあるかわからないのですが被毛を守るスプレーを足裏に毎日吹きかけています。




ひどくなるまえに


性格や体質など、ソアホックを防ぐのが難しいこともありますが、出来る範囲で予防はしておくのがうさぎさんにとってとても大事です。

我が家もソアホックという病気を知らず、被毛が薄くなってしまってから気づいたので、はるひこさんには本当に申し訳ないです。

今後はこれ以上ソアホックが悪化しないように、毎日のチェックと飼育環境を清潔に保とうと思っています。

以上、ソアホックと、我が家のはるひこさんのソアホック事情でした。

参考になれば幸いです。